青山

入社して13年目ですが、活躍する女性が多くなったと実感しています。男性の意識も変化してきましたね。共働きが増加して積極的に育児に参加する男性も増えました。仕事と育児の両立の大変さをより深く理解する人が多くなり、働きやすい環境になったのではないでしょうか。

岡田

私の入社当時は総合職と一般職が分かれていましたが、2023年度からは新人事制度が導入され、総合職・一般職の全員が業務職となり、男女を問わず多様性に富んだ人材が採用されている印象です。ベトナムで海外研修を経験したのですが、同年代の女性駐在員を多く見かけました。わが社も負けていられない！と強く思ったことを覚えています。

吉田

私は入社してから「男性だから」「女性だから」と区別されたと感じたことはなく、自身では「女性の働く環境の変化」とか「女性の活躍の変化」というのは感じていないというのが正直なところです。男女問わず、活躍の機会が与えられている風土ですね。

二又

入社14年目になりますが、入社当時から女性社員が働きやすい制度は整っていました。近年はそうした制度を積極的に活用する社員が増えた印象はあります。2023年度から人事制度が変わり、女性社員の働き方の選択肢も広がりました。いろいろなことにチャレンジできる環境が充実するのは良いことですね。

青山

JFE商事では2030年までに女性管理職比率20％以上という目標を掲げています。管理職を目指すことにプレッシャーを感じていた時期もありますが、社外研修で出会った女性たちの視座の高さ、社会を変えるという強い意識に感銘を受けました。管理職になり、これから続く人たちにいい形で道を開くという社会的使命も今は感じていますね。

二又

先ほど青山さんがおっしゃったように、男性の育児参加も進んでいますよね。男女を問わず、家庭の都合に合わせた柔軟な働き方をする方が増え、終業時間の繰り上げや在宅勤務などの制度をうまく活用している社員が多くなったなと感じます。

吉田

育児休業後も以前の業務に戻っていて、周囲もそれを普通に受け入れている環境ですね。男性社員も短時間勤務や育児休暇の制度を活用しています。私の部署では属人化していた業務を誰もが担当できるようにするなど、助け合う雰囲気づくりにも力を入れています。

青山

自分ごととして助け合う風土には、私もとても感謝しています。私は産休・育休を2回取得していますが、1回目と2回目で大きく変化したのは、周囲の理解ですね。経験していない人が育児の大変さを理解できないのは当たり前。その中でも、同僚や上司に自分の状況や希望を伝え、彼らの要望と擦り合わせするという話し合いを私は大切にしています。

岡田

尊敬する男性の先輩社員はお子さんが2人いて、奥様も社内の方。お互いに連携を取りながら、仕事に取り組んでいる姿は憧れもあります。けれども、ライフステージの変化がある女性の負荷はやはり大きいのかなと。時間や仕事のやりくりに苦労している女性社員もいらっしゃると感じています。

二又

実際に育児との両立は大変そうだなと感じる場面はあります。当社はハード面での制度は整っていますし、ソフト面でも助け合おうという姿勢の社員が多い風土があると思います。サポートを受ける側もする側も、お互いにとって良いバランスを見つけていく、話し合う、情報を共有する、ということも大事かなと思います。

吉田

私の部署では管理職の方が短時間勤務やフレックスなど、育児との両立や家族を大事にする働き方を率先しています。そういう姿が普通なんだと思える環境を作ってくれていることに感謝しています！

岡田

私の部署は年齢的に若い社員が多く、活気がある部署です。年の近い先輩も多く、悩みを相談しやすい環境で、上司も若手の意見にしっかりと耳を傾けてくれています。海外出張の機会も多く、私も東南アジアや中東などのお客様のもとへ足を運んでいるんですよ。いろいろなことに挑戦できるハードルが下がってきたと感じています。

吉田

「海外でも働きたい」と上司に伝えていた希望が叶い、カナダで2年間の勤務を経験しました。社員の意欲に応えてくれるのがJFE商事の魅力です。カナダではダイバーシティに対する考え方の違いも目の当たりにしました。その経験から伝えられることもあると思います。それが働きやすい環境づくりの一助となれれば嬉しいですね。

青山

育児休業中のJママミーティング、育児休業復帰後のフォローアップ研修などに加え、女性に特化した社外研修にも参加しました。育休中や育休からの復帰直後のフォロー体制は整っていますが、その後のステップアップに向けた研修制度を考えていく必要性を感じています。育児とキャリアの両立をフォローできる研修があるといいですよね。

二又

部署や年次を超えて交流できる場が増えると、自分のキャリアの道筋も見つけやすくなるかなと思います。普段は日々の業務に追われてしまうことも多いので、この座談会で皆さんとお話しできたことはとても有意義な時間です。これからどうキャリアを積んでいくのか、しっかりと考えていきたいです。

岡田

私はベトナムでの研修中、メーカーや総合商社などの女性駐在員の方に多く出会いました。結婚していても単身で赴任していたり、パートナーの方を一緒に連れて来ていたり、いろいろな働き方があると感じたんです。海外赴任中に受講した会社主催の女性向けキャリア研修は、今後のキャリアプランとライフプランを考える良い機会になりました。

吉田

私は今まさにキャリアについて悩んでいます。海外で働きたいという想いがあるけれど、結婚もしたい、子どもを産むかもしれない。女性のキャリアとして何が正解で、どう向かっていくべきか。分からなくてモヤモヤしていたけれど、こうして女性同士で話せるのは貴重な場。もっとこういう機会があると嬉しいですね。

二又

営業とスタッフ部門それぞれの業務を経験してきました。今後は「その分野なら彼女に聞けば大丈夫」と言われるような自分の強みとなるものを作りたいですね。知識を蓄えて、社外研修などにも参加することで、自分なりのキャリアをどう描くかが見えてくるといいなと思っています。

青山

業務としては、経営戦略に携わり、投資判断ができる人材を目指しています。営業、管理、経営の知識を深め、多角的な視点を持って活躍していきたいですね。社内の女性活躍に向けた施策の考案や取り組みに積極的に関わり、発信していくことも目標です。次につながる後輩のために「どういう働き方をすればいいのか」を試行錯誤したいと思います。

吉田

駐在員として海外で働きたいですね。女性も自分が実現したい働き方で活躍できるということを後輩たちに見せたいんです。一方でキャリアとプライベートの両立が難しいのではという悩みもあります。そうした悩みを持つ人たちのためにも、女性が長く活躍するための活動をしていきたいと考えています。

岡田

私も海外で働きたいという想いがあります。家族を連れて海外に赴任して、第一線で働くという夢を実現したいですね。ゆくゆくはワークライフバランスを大切にしながら仕事ができる管理職を目指したい。そういう管理職が増えれば、より働きやすい環境の職場になっていくのではないでしょうか。

二又

当社は男女問わず、働きやすい環境が整っていると思います。社員同士のコミュニケーションも活発で、雰囲気も良く、温かな風土のある会社です。いろいろな部署があり、自分の適性、興味関心に応じた多彩な経験ができるのも良いところ。ワークライフバランスを保ち、安心して働ける環境です。

岡田

男女の差はなく、機会は平等に与えられています。仕事とプライベートのバランスを取れる制度づくり、風土づくりが進められていて、周りと相談しながら自分のキャリアとライフステージを考え、ライフプランを作ることができますよ。あなたのやりたいことと、JFE商事でできることがマッチするのであれば嬉しいです。

吉田

就職活動中はさまざまな悩みにぶつかると思います。私自身、今後のキャリアプラン、キャリアとプライベートの両立の答えを探している最中です。より良い制度を作り、社内のマインドを変えていきたいという夢もあります。入社後、一緒に答えを見つけられたらと思います！

青山

私は一般職から総合職に転換しましたが、一般職の時代から海外出張がありました。JFE商事は挑戦を望む社員にさまざまな機会を与えてくれる会社です。さらに、女性の仕事と結婚・育児の両立支援について前向きに施策を考案、トライしています。万人のやる気を応援する環境に期待して入社してください！