総合職社員4

変化の時はチャンスの時。
新しいビジネスの構築に挑戦。

永渕 祐規※取材当時の内容です。
資機材本部 資機材部 資機材室
統合新領域学府ユーザー感性学専攻修了・2013年度入社
Profile
大学院では人間工学を学び、生体リズムに関連する脳内ホルモン(メラトニン)分泌についての研究を行った。社会人になってからは、社内のビーチラグビーサークルで活躍。仕事のフィールドの幅広さと先輩社員の人柄に魅力を感じ、JFE商事に入社。

総合職社員4

幅広い人間関係を通じて情報を収集し、
商談成功へ結びつける。

JFEスチールの東日本製鉄所・西日本製鉄所に提供する資機材品の営業を担当しています。製鉄所の日々の操業に必要な消耗品等が資材品で、製鉄所に据え付けられている機器・設備などが機材品となり、それらを総称して資機材品と呼んでいます。そのため取扱品は幅広く、ボルト・ナット等の小さなものから大規模な整備・工事案件までと多彩。時には数十億円規模の案件を扱うこともあります。取引の際に折衝する相手は本社の購買担当の方ですが、接する相手は多部署に広がっています。というのも、調達案件として表面化する前に各部署で資機材に対するニーズが生まれ、社内調整や手続きを経てようやく案件として浮上するからです。営業は情報が勝負ですから、正式に案件化される前に潜在的なニーズをキャッチすることが重要で、そのために関係各所とのコミュニケーションを大切にしています。購買担当者との交渉は、いわば取引の最終局面。成功させるにはいかに入念に準備を進めておくかがポイントで、幅広い視野で関係者全体をフラットに見る姿勢が大切だと考えています。営業ですので、自分の力量は受注できるかどうかという結果にはっきり表れます。そこが面白みであり、プレッシャーでもあります。

質問は新人の特権。
臆せずに聞くことで、学んでいく。

入社して最初に配属されたのは千葉資機材室です。九州生まれの私にとって東京の商社の仕事は、大手町をスーツで颯爽と駆けていくようなイメージでしたから、作業着に安全靴という仕事には驚きました。仕事内容はJFEスチール・東日本製鉄所向けに資材品、機材品を提供するもので、毎日のように製鉄所に出入りしていました。最初にぶつかったのは、言葉の壁です。何しろ聞いたこともない業界用語が飛び交う中での仕事でしたから。製鉄所の技術者と資機材メーカーの橋渡しが私の役目であったものの、そこで使われている言葉は私にとってまったく意味不明だったのです。ネットや社内資料で調べてもさっぱりわからず、立ち往生しました。「そんなことも知らないのか」と笑われるのを恐れてなかなか質問できずにいたのですが、このままでは埒があかないと思い、あるとき思い切って質問してみたところ、案外簡単に教えてもらえたのです。一度飛び越えてしまえば楽になるのはどんなことでも一緒で、それ以来、わからないことがあれば躊躇なく質問できるようになりました。質問は新人ならではの特権です。人間関係を構築する上でも、わからないことを聞くのは大切なことだと学びました。

総合職社員4

いつでも力を貸してくれる
先輩・後輩が自分の財産。

商社は人が財産です。私が当社への入社を決めたのも、人の魅力に惹かれたからでした。先輩社員との面談や面接のあと私はお礼のメールを送ったのですが、それに対する返信は素早く、忙しいにもかかわらずとても丁寧な内容でした。人との関係性を大切にする、魅力的な人柄の社員が多いと思ったものでした。この印象は入社後も変わっていません。私は新入社員時代に独身寮で暮らしており、そこで培った人間関係は仕事上でも大変に貴重なものとなりました。仕事で何か困ったことに直面したとき、先輩・後輩を問わず相談できる相手ができたと思います。当社の組織は事業ごとに縦割りになってはいますが、実際の人間関係はそうした組織の壁を越えてつながっており、風通しはいいと感じています。それが居心地のよさ、雰囲気のよさにつながっているのでしょう。

総合職社員4

変革期だからこそ、
新たなビジネスの可能性を見つけたい。

間もなく入社10年目。そろそろマネージャーとしての未来も視野に入ってくるようになりました。とはいえ、今はまだプレーヤーとして挑戦したいことがたくさんあります。というのも現在の資機材室における収益の大半は、これまで幾多の先輩方が開拓してきた商権によるものなので、これからは自分独自の取引を開拓したいと考えているからです。温暖化ガス排出抑制やデジタル化といった時代の流れによって、これから製鉄の現場は大きく変わっていこうとしています。これまでと同じ資機材が、これからも同じように売れ続けるという保証はありません。だからこそ私は、これまでの取引を継続しつつ、外部にも積極的に打って出て、新たな取引先の開拓に挑みたいと考えているのです。変革期はチャンスの時。当社に私の足跡を刻む、絶好のタイミングともいえるでしょう。現在の業務ミッションを果たしつつも、ぜひ新しい領域へのチャレンジに一歩を踏み出したいと思います。これまでの経験で培ってきたネットワークや瞬発力、幅広く俯瞰する力などを武器に、ビジネスの可能性を広げていきます。

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