総合職社員1

お客様の期待の先をいこう。
それこそが商社の存在意義なのだから。

大倉 裕也※取材当時の内容です。
電機鋼材本部 電機鋼材部 
電機鋼材室
経済学部卒・2015年度入社
Profile
小学校2年生から大学まで野球を継続。大学4年時には硬式野球部の副主将も務める。ポジションはピッチャー。人間的に魅力ある人材が多いことに惹かれて商社を志望。中でも際立ってユニークな社員が多いと感じたことが、JFE商事入社の決め手となった。

総合職社員1

ビッグクライアント担当ならではの
スケールの大きなビジネス。

お客様である総合電機メーカーに鉄鋼製品全般を供給する際の取引窓口業務を担当しています。当社では商材ごとに部署が分かれているのですが、私の所属する電機鋼材室は非常に幅広い商材を扱っていることが特徴で、お客様のニーズにワンストップでお応えできる体制となっています。その分、あらゆる商材に関する幅広い知識が求められるわけです。お客様は日本を代表するような大企業ばかりで、大量購入によるスケールメリットを期待して、国内外の様々な工場で使用する鋼材の調達を本社が一括で行う“集中購買方式”を採用しています。そのため私たちはお客様の事情にも精通することが求められます。商談は半期に一度まとめて行われる調達に向けて進められ、その金額は数億円以上に達します。それだけでなく、日々追加の注文に伴う鋼材の手配・納入や納期調整など、様々な対応も同時並行で要求されます。こうして飛び交う膨大な情報・モノ・カネの交通整理を行うことが私たち商社の担当者の仕事で、それによって取引をスムーズに進めていくことが私たちの提供する価値ということになります。その責任の重さこそ、仕事のやりがいです。

「お客様のために」という思いが、
組織を動かした。

ワンストップでの対応ということは、お客様のご要望にお応えするだけでは不十分です。時にはお客様の期待を超える対応をしてこそ、真の価値発揮につながることもあります。あるとき私がお客様から相談されたのは「コンプレッサー用のパイプが欲しい」ということでした。かなりレアな商材であるため調達は容易ではなく、私自身も過去に取り扱った経験はありませんでした。そこで社内はもちろんのこと、JFEグループ各社にも相談。なんとか手に入れられる算段を取り付けることができました。しかし、ここで大きな問題が浮上しました。お客様の製品にそのパイプを採用するには、ある厳しい認証を取得する必要があったのです。それはパイプそのものの品質はもちろんのこと、仕入先の製造ラインまで第三者機関による審査を受けなければならないという厳格なものでした。製造ライン側にとっては、はっきり言って迷惑な話でもあるわけで、当初は難色を示されました。しかしお客様にとって絶対に必要な製品であること、仕入先にとっても継続取引を得られるメリットがあることを訴え、辛抱強く協力を要請し続けたところ、最終的には審査を受けてくれることになったのです。その結果パイプは無事に認証を得て、お客様の製品も量産化が始まり、Win-Winの商売とすることができました。こうした一歩踏み越えた対応を行ってこそ、お客様にとっての真のソリューションにつながるのです。

総合職社員1

チームのために尽くすことに
喜びを感じる仲間たち。

私がJFE商事に入社することにしたのは、社員間の仲間意識の強さに惹かれたことが決め手でした。一緒に仕事をしているときはもちろんのこと、プライベートで遊んでいるときも楽しく過ごさせてもらっています。「この人のためなら力を尽くしたい」「困っていたら手を差し伸べたい」と思える人が多く、お互いがそんなふうに相手を認めているから、一つのチームとしての一体感も生まれているのでしょう。部署の違いは関係ありません。垣根を越えた風通しのよさがあると思います。もちろん仕事ですから切磋琢磨し、競争することも大切でしょう。しかし当社には一匹狼のような人は少なく、チームのために進んでバントをしたり犠牲フライを打ったりできる人ばかりだと感じています。全員が“仲間”なのです。そんな社風が当社にはあると思います。

総合職社員1

海外の加工センターでの
ビジネスにも挑戦したい。

JFE商事は海外に数多くの鋼材加工会社(コイルセンター)を有しています。私たちが輸出した鉄鋼製品は、現地のコイルセンターで加工された後、電機メーカーの工場等に送られていきます。加工センターの多くは東南アジアにあり、私はいずれそういったコイルセンターに赴任して加工ビジネスにも携わりたいと考えています。今私たちが送り出した鉄鋼製品がどのように加工されているのかを現地で知ることによって、このビジネスをさらに大きく伸ばしていきたいという思いがあるからです。そしてその国の人々との交流を通じて文化や生活を知り、新しいビジネスの芽を見つけられたらと思っています。また私自身、仲間たちから“面白い人間”と思われたいと考えています。面白いというのは単に冗談で笑わせてくれる人間という意味ではなくて、話をすれば必ずヒントが見つかる、他にはない情報がもらえるといった存在のことです。そんな商社パーソンになれるよう、常に好奇心をフル回転させて様々な経験を積んでいきたいと考えています。

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