CROSS TALK 01

若手座談会

座談会for若手社員

国と国、人と人の架け橋になる仕事

商社って何をしている?
JFE商事ってどんな会社?
入社2、3、4年目のメンバー4人が、JFE商事の仕事の面白さ、
商社パーソンの魅力を語ります。
※取材当時の内容です。

Member

  • 若手座談会佐々木 瑠也
    第一原料本部 
    石炭部
    第一石炭室 
    2018年度入社
    グローバル・コミュニケーション学部卒業。1年間の留学が必須の学部だったため、大学1年次は英語力の底上げに注力。帰国後は、予備校のチューターをし、英語を教えていた。中高はラグビー部。
  • 若手座談会村山 希理子
    自動車鋼材本部 
    東部自動車鋼材部
    自動車鋼材室 
    2019年度入社
    外国語大学でイスパニア学科を卒業。大学時代はスペイン語を専攻する傍ら、フラメンコ部にも入部することで、言語だけでなく、文化や風習も理解できるよう努力していた。
  • 若手座談会呂 印杰
    鉄鋼貿易本部 
    厚板エネルギー鋼材貿易部
    厚板・条鋼貿易室 
    2020年度入社
    学生時代は、理工学部電子情報工学科にてCT画像などの医療画像工学の研究をしていた。競技ダンス部にも所属し、学生大会の運営にも携わる。ニュージーランド留学やアルバイト、ボランティア活動などにも積極的に取り組んでいた。
  • 若手座談会伊藤 雄高
    鉄鋼貿易本部 
    薄板貿易部
    薄板貿易室 
    2019年度入社
    商学部卒業。大学時代は、体育会ボートセーリング部に所属し、4年次の全日本インカレ団体戦で全国制覇。21年ぶりの快挙を成し遂げた。また、1年休学し、ワシントン州へ留学。マーケティング、社会学を専攻した。

現在の仕事

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今日は、若手業務職の4人のメンバーにお集まりいただきました。
まずは、それぞれの現在の仕事内容を教えてください。


伊藤:鋼材の中でも薄板と呼ばれるコイル状の鉄鋼製品を海外に販売する部署にいます。 国ごとに担当が分かれていて、私は韓国とシンガポール、マレーシア向けの輸出業務を担当しています。

呂:私は、伊藤さんと同じ本部に所属しているのですが、薄板ではなく、建築物や船、タンクなどに使う厚板を扱っています。マレーシア、インドネシア、中東地域への輸出業務を担当していて、仕入先、売先双方の要望を踏まえた提案・営業を行っています。厚板と薄板の大きな違いはなんですか?

伊藤:薄板コイルは、汎用的な商品なので差別化が難しい。だから、我々商社が間に入ることによって、細かくフォローしたり、マーケット情報や他社動向を交えながら、商談の折り合いをつけたりと、商社のプレゼンスが発揮されやすいかな。

呂:同じ本部でも扱っている商材によってアプローチが変わってくるんですね。

一一村山さんはいかがですか?

村山:私は国内向けに自動車鋼材を販売する部署に所属していて、カーメーカーや部品メーカーにコイルやシート材を納入する業務をしています。その部品ごとにこの材料を納入しなくてはならないという指定があるので、それをお客様の納期通りjust in timeで納入できるように、フォローしていきます。製造ラインに影響が出ると賠償問題になりかねないので、責任感を持って取り組んでいます。特殊性の高い鋼材も多いので、代替品でカバーするのも簡単ではなく、お客様の要望にお応えする難しさを日々感じています。

佐々木:私は、鉄鋼部隊とは全く別の本部にいまして、鉄の原材料となる石炭を仕入れています。サプライヤー毎に担当が分かれているんですけども、私は基本的にはオーストラリアとカナダの資源サプライヤーと商談を行い、最終的には鉄鋼メーカーに納入するという仕事をしています。

仕事って面白くて難しい

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入社2、3、4年目の皆さんですが、仕事って面白いな、やりがいを感じるなあ、という点と大変だなというところはどうですか?

佐々木:楽しいことは、やはり石炭っていうのは規模が大きいこと。何十万トンという規模なので、1回の取引で何十億もの金額が動くこともある。そういう規模感を感じられるのは楽しいですね。でも、反対に、一つのミスで大きな損害が生じるという厳しさもあります。

村山:納期通りに納入していくことはもちろんですが、不具合が生じないように品質管理を徹底しなければならないという点が難しいです。でも、 新車の開発段階から携わることができる部署なので、車が世に出て走っているのを見ると、頑張ってよかったなと。自分の仕事が実際に形になっているのを見ることができるのは楽しいですね。

呂:車ではないんですけど、私も橋や建築物を見て、これに自分が扱っている鋼材が使われていると思うと感動します!

村山:頑張ってよかったな、と思うよね。 入社2年目の呂さん、商談とかは大変?

呂:はい、商談に入ることもありますが、仕入先、売先双方の要望が食い違うことも多く、板挟みになってしまうこともあります。相手の立場も様々なので、こちらの考えを上手く伝えるのは難しいです。

伊藤:コロナ禍でなかなか対面で会えないというのも難しいところだよね。自分の考えをきちんと伝えるには直接会うのが重要だと改めて感じています。英語を使って仕事をすることが楽しかった頃もあったのですが、ミスコミュニケーションなく、仕事を円滑に進めていくことの難しさをひしひしと感じています。でも一方で、世界を相手にしているという醍醐味を感じられることがやりがいにつながっています。

いい人が集まってる?

若手座談会 JFE商事という会社の魅力をどう感じていますか?

伊藤:若手にどんどんやらせてくれる社風が魅力だと思います。既に海外で勤務している同期もいますし、私が商談で対峙する相手は、その会社の部長職とか課長職以上の方々。3年目の私が主導権を握って商談させてもらっています。これは、他業界、他商社と比べても明らかに裁量権という意味では大きいのかなという風には思いますね。

一一それはやはりやりがいにつながりますよね?

伊藤:はい、つながりますね。

村山:私の室は自動車業界で長年キャリアを歩んできた経験豊富な先輩方が多い。トラブルがあった際は判断に迷うこともありますが、先輩方は違う視点から、こんな解決策があるんだよという風に教えてくださる。知識量を増やしやすい環境であるだけでなく、コミュニケーションを取る中でも、面倒見の良い方が多いなと感じています。

佐々木:何か困った時にすぐ相談できる相手がたくさんいる。気まずいとか言いにくいとかもあまり感じたことがなくて、接しやすい社員が多い。いい人が多いな、働きやすいなと本当に思います。

呂:お金のかかるような外部研修に出させてもらったりとか、展示会に連れていってもらったり。1年目の頃からいろんな経験をさせてもらって、育ててくれているんだと実感しています。仕事でもプライベートでも親切にフォローしてくださる自慢の先輩たちばかりです。

それぞれの就活

若手座談会 就活をそれぞれ振り返っていただいて、最終的にJFE商事を就職先に決めた理由を教えていただけますか?

呂:中国出身なので、自分の語学力を使いたいし、人のために何かしたいと思っていて。鉄であれば本当にどこを見てもあるから、いろんな方に使ってもらえて、世の中に貢献できると思って、 最終的に鉄鋼商社にしました。あとは最終面接の前に、先輩とお話する機会があって2年目の先輩がすごく楽しそうに話していて、その雰囲気に惹かれました。

村山:内定が決まってから、女性の社員の方と話したら、すごく楽しそうで、女性も多く働いていらっしゃるし、最初に内定をいただいたということもあって決めました。負けず嫌いで、これを絶対に自分で完結させるぞという強い気持ちを持った社員が多いなと感じています。

佐々木:もう5、6年前のことですね。大学入学時から商社マンになりたいっていう漠然としたイメージは正直ありました。世界で勝負、世界の中で佐々木瑠也という人間として勝負できる職業に就きたいなと考えて、やっぱりそこで商社なのかなと。いろいろな社員と会って雰囲気を知っていく中で、ここなら自分に嘘をつかないで働けると思って、最終的にJFE商事を選びました。

伊藤:私は、早くからグローバルに働きたいという軸があったので、業界問わず横断的に受けました。商社、広告、メーカー、コンサルなどの海外の業務ができそうなところ。最後の決め手になったのはやはり「人」の部分で、柔らかい感じの社員が多くて、一緒に働いたら楽しそうだなと素直に感じたのが決め手になりました。

若手座談会 一一今後の目標はありますか?

佐々木:ずっと同じ部署にいて、石炭のバイヤー側の気持ちに寄り添い4年間仕事をしてきました。そろそろ海外駐在に行ってサプライヤー側の観点から商売できる視点を持ちたいなと思っています。 大学時代、カナダに留学した経験と、世界二位のサプライヤーはカナダにいるということから、北米に事務所を建てに行くというのが自分の中の目標です。

伊藤:私も早く海外に出たいと思っています。私は輸出担当なので、基本的にお客様と直接のやり取りは少なく、当社の海外現地法人が間に入ることが多い。海外駐在することで現地のお客様と直接関わりたいっていうのもありますし、その国ごとの商売もどんどんやっていきたいなと思っています。プライベートではサーフィンと山登りにハマっているのですが、趣味でも一流を目指して極めていきたいと本気で取り組んでいます(笑)!!

一一今日は、ありがとうございました。

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