10月8日から10月10日の3日間、海外のグループ会社で勤務するナショナルスタッフを対象に、人事部主催の「ナショナルスタッフ研修」を行いました。同研修は本社で開催され、アメリカ、カナダ、中国、東南アジアなど世界各地から27名のナショナルスタッフが参加しました。研修の目的は、JFE商事グループのマネージャーとしての役割やリーダーとしての行動プロセスの理解を深め、自ら組織の課題を考え解決策を策定する能力の向上を図ること、そして本社社員と参加者間での人的ネットワークを構築することです。
研修は、人事部長の講話からはじまり、法務部による「コンプライアンス研修」や経営企画部による「会社概要・中期経営計画」などの講義が行われました。オフィス見学では、昨年度リニューアルした新オフィスを巡りました。また、外部講師を招いて「経営戦略の基本」や「リーダーの役割」について学んだほか、グループワークでは、「リーダーのあるべき姿」をテーマにディスカッションを行い、「リーダーに必要な要素やリーダーシップの発揮方法、組織をマネジメントする上で重要なこと、そしてそれらを実現するために今後取り組むべきこと」についてプレゼンテーションを行いました。最終日にはJFEスチール東日本製鉄所を訪問し、普段扱っている商材を実際に見ながら製造工程を学びました。
参加者からは、「普段メールや電話だけでしかやり取りのなかった本社社員と直接会話できたことで、業務がよりスムーズに進めることができると」「マネジメントを学べたのはもちろん、他国のグループ会社社員の考え方を知ることができて良かった」などの声が集まり、有意義な研修となりました。