インドJFE商事のAshishさんが、インドの鉄鋼業界誌「BigMint」主催のカンファレンス「BigMint India Ferrous Week 2025」にて、プレゼンターおよびパネリストとして登壇しました。本イベントは、インド鉄鋼業界で最も注目を集めるカンファレンスのひとつで、8月19日から21日にかけてコルカタのJW Marriott Hotelで開催されました。

「輸入スクラップの苦境」というテーマのもと、鉄鉱石、ペレット、DRI（直接還元鉄）、スクラップ、鋼材、石炭など、鉄系素材に関わる業界の関係者800人以上が一堂に会し、活発な議論が交わされました。

Ashishさんは講演にて、JFE商事の会社概要、日本国内における電炉シフトとスクラップ輸出の可能性、そして現在の日本含めたインド向けスクラップ輸入の動向について紹介。パネルディスカッションでは、インドとバングラデシュの調達ルートの違いや、日本がインド東海岸の製鉄所に対して安定的な供給源となり得るかといったテーマについて意見を述べました。

今回の登壇はJFE商事グループが、日本やその他輸出国よりスクラップ販売を拡大していることが業界内で高く評価されたこと、さらに、Ashishさんが15年以上にわたり「BigMint」誌と情報交換を続け、信頼関係を構築してきたことから実現しました。

登壇を終え、Ashishさんは「JFE商事グループのインドでの成長ストーリーと今後の展望を、業界のリーダーたちに直接伝える貴重な機会となりました。日本の商社として唯一、スピーカーおよびパネリストとして登壇できたことは非常に光栄です。これからもインドでのビジネス拡大に取り組んでいきます。」と語ってくれました。