女性社員座談会

総合職の女性たちが本音で語る 仕事の魅力、職場環境 入社の決め手 今後の目標とは?

2009年から本格的にスタートしたJFE商事の女性総合職採用。女性が働きやすい環境を目指して、業界の中でも率先して様々な制度の導入や環境の整備に取り組んできました。最前線で総合職として活躍する女性社員たちの仕事への取り組み、そして課題や目標について話してもらいました。

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座談会参加者

プラスチックの原料やアルミニウムなどの非鉄金属、紙製品を扱う部署で、営業担当として主に新規開拓を行う。幼少の時に、ロシアに在住。海外勤務が目標。

決算関連業務や経理実務全般に携わり、JFE商事グループ全体の業績を管理。管理部門の仕事を通じて、将来は海外駐在を目指す。

入社して5年目の時に、一般職から総合職への職掌転換を経て営業担当に。現在、全国の高炉向けにコークスの販売を担当。年間数万トンの数量を扱う。

鉄鋼メーカー向けの鉄鉱石の調達・販売などを担当。資源産出国から海外の高炉に向けた三国間取引にも関わる。担当する国はオーストラリア。

総合職として、鉄鋼ビジネスに関わる中で、女性として感じていることとは?

田 所
鉄鋼商社であるJFE商事で、女性の総合職として仕事をしていて、みなさんが普段感じていることを、まず率直に聞かせてください。
日 朝
私の場合は、扱っているものが製鉄の原料の一つであるコークスですので、製鉄所に伺うことが多いですが、やはり女性が少ない場所ですので、営業担当として鉄鋼ビジネスの最前線に身を置くというのは、最初は少し戸惑うところもありましたね。
松 島
たしかに営業の現場では、私の原料関係も女性は多くないですよね。特に若い女性は圧倒的に少ないです。それだけに、製品に対する知識とか、話の進め方とか、私自身の力をあげていく必要があると日々感じています。
池 上
私の場合も、やりとりするのは高炉操業のスペシャリストの方たちが多いので、女性はまだまだ少ないと思います。ですが、知識を吸収してミーティングの場でも自分の意見をきちんと言えるようになると場の空気が変わったりもします。そうしたことがやりがいにもつながっていますね。
田 所
業界全体を見た時に、女性はまだまだ少ないですよね。特に営業の現場ではそうかもしれない。経理などの管理部門ではどう感じますか?
西 川
私は経理ということもあって、関わるのは基本的に社内の方たちですが、グループ会社など外部の方と接することもあります。男性が多いですが、業務の関係上、それを意識することは少ないかもしれません。
田 所
日朝さんの場合、一般職から職掌転換を経て総合職営業になりましたが、それは入社する前からの目標だったのですか?
日 朝
一般職としてもやりがいは感じていました。ですが、自分でお金を動かしたり、海外に直接行って仕入れてきたり、そういったビジネスの最前線を体感できるのは、やはり総合職の営業だからこそ、と思ったのが大きかったと思います。一般職として入社し、目の前で営業の方々の仕事をずっと見てきていましたので、そこで総合職の営業になることが目標になりましたね。入社5年目で転換のチャンスが巡ってきたので、迷いなく希望しました。

女性の総合職として、JFE商事を選んだ理由は?

田 所
みなさんが就職活動をした時にどんな視点で企業選びをして、JFE商事に入社するポイントはどんなところにあったのか、教えて下さい。
松 島
私の場合は、海外に関連する仕事ができるというのがポイントでした。さらに、「鉄はいろいろな国で、場所で、生活で、必要不可欠なものだ」ということを感じたこと、また、採用の面接の際に、「若手社員をどんどん海外に」という方針をお話いただいたことが大きかったと思います。実際の私の同期も現在シンガポールで活躍しています。
日 朝
父が鉄鋼関連で働いていたこともあって、鉄の仕事が身近だったということがあります。また、中国に留学していたこともあり語学を活かせる貿易の仕事を、と考えていたところにJFE商事がぴったり合ったというのが理由だったと思います。
池 上
就職活動では、自分の目で見て、肌で感じて、自分に合った会社を選ぼうと思っていました。いろいろな会社を回っている中で大きかったのは採用担当者の印象の良さ。そして、お会いした先輩社員が自分の将来の目標にしたいと思える方だったことが、大きかったですね。
西 川
私も池上さんと同じような理由ですね。私が抱いていた目標とか夢とかを、採用担当者に方に親身になって聞いていただけて。その方の姿勢というか、取り組み方がすごく良かった。こんな人がいる会社で働きたいなと思ったのが決め手になったと思います。

これからの目標、そして今後続けていくために考えていることは?

田 所
総合職として皆さんが今後も仕事を続けていくために考えていることや目標についてはどうですか?
松 島
仕事の上での目標は、私はロシアに関係する仕事をしていきたいです。幼少時に住んでいたこともあり、ロシアのビジネスへの関心が高くて、入社の時からの目標です。また女性として結婚や出産を経験していくと思うのですが、先輩社員のように両立させて仕事は続けていきたいです。
池 上
将来の自分というのがまだイメージできていないですが、総合職の営業で同じ部署に1つ上の女性の先輩がいますので、目標が身近にいるのはとてもありがたいです。仕事のこともプライベートなことも相談しやすいですね。
西 川
産休や育休の制度は会社としても整っていますけど、女性だけでなく、男性にももっと利用してもらいたい。そうなることで、私たちも結婚や出産後も継続して仕事がしやすくなると思っています。
日 朝
産休や育休を取った時に、営業の場合、同じ現場に戻る時に少し不安があります。営業はお客様との関係性がとても大きいので、一定期間離れた時に大丈夫かな、と。でも女性の営業担当という面ではパイオニアだと思いますので、不安はありますが、プライベート含めて後輩の目標になるように頑張りたいと思っています。
田 所
女性の総合職で活躍し続けていくために、制度や環境はどんどん整備されてきていますが、さらに心配なく仕事が続けていけるように、もっと取り組んでいく必要がありますね。私も推進役の一人として、皆さんをしっかりサポートしていきたいと思っています。お互いに頑張っていきましょう。
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