商社の仕事と役割

商社とは?貿易だけではない仕事の醍醐味

商社というとまずイメージされるのが、貿易などの商取引の機能だと思います。一方で投資・経営・情報・物流・リスクマネジメント機能を活用して大規模なプロジェクトの推進役を担うことも、商社であるJFE商事の代表的な仕事の一つです。海外との直接交渉、社内調整、国内および海外の行政機関との折衝等、全体を把握し、最前線で取り仕切り、プロジェクトを成功に導く。しかしその裏には、確かな判断を行う為の市場調査や資料の作成・分析といった日々の地道な積み重ねが必ずあります。入社早々の若手社員は先輩や上司のサポートを通じて実務を徹底的に学び、最前線で活躍するための力を培います。人材育成も視野に入れ、ビジネスを成功に導くのも鉄鋼商社・JFE商事の大きな特徴です。

先駆けとして市場を切り拓く 果敢に未踏の市場にアグレッシブに挑む

JFE商事は、「JFEグループにおいて、先駆けとしてマーケットを切り拓き、新たな価値創造に挑戦し続ける“Value Creating Company”を目指す」という経営ビジョンを掲げています。リスクを避け、安全な道を歩むより、あえてリスクを取り、果敢に未踏の市場にアグレッシブに挑む。そうした気概を持って、JFE商事は新しい市場を開拓していきたいと思っています。JFE商事の持つ自由で挑戦心あふれる風土を活用してアグレッシブに挑戦する若い社員たちが、これからのJFE商事の道をも切り拓いていくことでしょう。

商流を創る 最適化し顧客とともに商売の流れを創りだす

世界の様々な鉄鋼メーカーへの技術サービスも含めた原材料・資機材の供給から、顧客のニーズを捉えた鉄鋼製品の加工・販売・流通までを一貫して行えるのがJFE商事の強みです。市場調査・分析、企画、提案、さらにコイルセンターなどの加工拠点の設立、流通体制の構築。それらを組み合わせ、最適化し、ビジネスの流れを生み出すことが求められます。その商流を創るためには、流通コスト、製品の品質、納期など様々な条件をクリアすることはもとより、海外では、現地でのコミュニケーションや文化の違い、予期せぬトラブルなど、日本とは異なる課題に向き合っていくことも必要となります。そうした困難を乗り越え、新しい商流を築けた時の喜びこそが、商社ビジネスを担うJFE商事の社員にとっての大きなやりがいになっています。

正々堂々まっすぐに 開拓・創造・協栄の3つの行動指針

JFE商事が取り扱う“鉄”は、世界の汎用素材・製品であるがゆえに多くの競争相手と向き合うことになります。その中で、JFE商事が大切にしていることは、「正々堂々と勝負しよう」ということです。そうした事業スタイルを貫くために、JFE商事の社員は、自ら考え行動する“知力”、様々な価値観を持つ人々との“交渉力”、困難を乗り越える“精神力”“胆力”、そして人々から信頼される“人間力”を持ち、同時にそれらの力をより強化することが求められます。顧客とともに市場に向き合い、事業や商流を創出し、経済社会を支える商社として、開拓・創造・協栄の3つの行動指針のキーワードとともに、JFE商事の社員たちは正々堂々とビジネスに取り組んでいます。

行動指針

  • 開拓〜New Ground〜 鉄鋼事業のネットワークを基盤に、機動力を持って新たなマーケットを開拓する
  • 創造〜New Value〜 柔軟な発想と構想力で、価値ある機能を提供し、新たなビジネスを創出する。
  • 協栄〜New Synergy〜 JFEグループの総力を結集し、マーケットでの存在感を高め、グループのみならずお客様とともに成長する。

密着・提案 泥臭い顧客密着主義

顧客に密着し、製品開発や生産状況と密接に連携した全国の流通体制の構築や、アジア・北米など世界18カ国にまたがる海外ネットワークを使った、世界各地の事業情報の的確な把握と顧客企業へのフィードバック。時には、製鉄所の建設や設備増強を通じて培ったノウハウを活かし、国内外の関連会社と協力してプラント建設プロジェクト全体のコーディネートも行います。現地に密着し、顧客に密着する。時には泥臭いと言われる丁寧なその「顧客密着主義」こそがJFE商事のビジネススタイルです。

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